お金を掛けずに家庭菜園

科学的根拠よりも本人の思いつきと面白さを優先に、お金をなるべく使わずに家庭菜園を作ります。

カテゴリ: > 土壌改良

  1. 篩いに掛ける
  2. 消毒・殺菌
  3. 排水・通気性向上
  4. 腐葉土を作ろう
  5. 経過観察 2日目
  6. 経過観察 3日目
  7. 経過観察 4日目
  8. 経過観察 5日目
  9. 経過観察 10日目
  10. シュレッダーくず
  11. 改良材を購入
  12. 今後の検討

やっぱり土壌改良材を混ぜ込むと土の感じが変わりますね。
さて、お金を掛けずに土の再利用を試みている1ケース。
これをこの先どうしたものか。
これまでに混ぜたものは、米糠、納豆、刻んだ落葉、シュレッダーくず、茶殻、砕いた木炭。

米糠、刻んだ落葉、シュレッダーくず、茶殻に関しては納豆菌で発酵して腐葉土の役割を果たしてくれるのを期待しています。
そうなると足りないのはパーライトやバーミキュライトの役割をする多孔質性の無機物。
家庭に有って不要なものとなると、乾燥剤に使われるシリカゲルくらいか。
材質も二酸化ケイ素だから土に混ぜても問題ないし。
ただ、衣装ケース1つ分の土質を改善する量のシリカゲルって何キログラム必要なんだ?
食品の乾燥剤に使われているシリカゲルなんか数グラム程度だろうし・・・・・。
何か他に簡単に手に入る多孔質性の無機物は無いものでしょうか。

衣装ケース3つ分の残土を再利用するために色々やっているわけですが、このペースだと土壌改良だけで秋になってしまいそうなので2ケース分に関しては改良材を購入して再生します。
残り1ケースに関してはお金を掛けずに再生の方向で。
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排水性向上の為に、ピートモス、パーライト、籾殻燻炭を混ぜ込みます。
大分良い感じになった気もしますが、まだ足りない様な感じなのでさらに追加で購入しました。
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なんとなく色々な物が入っている方が良い気がするので腐葉土とバーミキュライトを混ぜ込みます。
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もうちょっと腐葉土を増やしても良い気もしますが取りあえずはこんなところで。

今回購入したものは以下の5点。
  • ピートモス (3L) 198円
  • バーミキュライト (3L) 198円
  • パーライト (3L) 198円
  • 籾殻燻炭 (3L) 198円
  • 腐葉土 (5L) 198円
1000円ほどかかりました。
25Lの市販の配合済みの土が300円~500円といったところなので、買った方が・・・・とか思わなくも無いですがこの辺は趣味の世界なので気にしたら負け。
土の処分費用を考えれば安上がりでは有るんですが、再生に掛ける時間と労力を考えると微妙なところ。
土購入時は同量の残土を引き取りますみたいなサービスが有れば人気が出そうな気が。
2~3割増し程度なら販売価格に残土処分費用を上乗せされてもそっちを選ぶな。

前日に状態確認のために鉢に入れて水をかけた土が1日置いてどうなったかを確認します。
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表面から5ミリ程は乾いていましたが中はびちょびちょです。
土を入れたばかりなので団粒化した粒の間に隙間がありますが、水遣りを重ねて土が締まってくるとこの感じだと水捌けと通気性は確保出来ないように思います。
一般的に粘土質の改善には籾殻を入れると良いなんていわれますが、田植えが終わった直後のこの時期に籾殻っていわれても(ーー;

何か良い物ないかなと考えて思いついたのがシュレッダーくず。
コピー用紙は単純に言ってしまえばセルロースの塊なので土に返るだけで問題ないはず。
ただ、ちょっと気になるのがインクに含まれる顔料。
今時そんな危ない金属等は使われていないと思うけども、インクの成分に関しては各メーカー秘密の様なので分からない。
#格安の詰め替えインクなんか何が入っているんだか・・・・・。

という事で、印刷されていない部分だけを切り取ってシュレッダーにかけたのがこちら。
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最近のマイクロクロスカットされるタイプのシュレッダー は本当に細かくなりますね。
うちのシュレッダーの切り屑は2mm×12mmなので良い感じに混ざりそうです。
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混ぜ込むとこんな感じ。
納豆菌にがんばって貰うために、合わせて米糠も追加で混ぜ込みました。
これでどうなるか?

土を掘り返すと全体に白い黴が広がっています。
粒がくっついて団粒化しているように見えます。
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土を鉢に入れて状態を確認します。
市販の土に比べるとパサパサしている感じがあります。
やはり有機物が少ないからか?
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水をかけてみたところ、かなりスムーズに水が抜けていきます。
日向で乾燥させて様子を見ます。
土壌改良以前は水をかけるとネトネト、乾燥するとガチガチになる土でした。

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